石けんでコロナ対策

「手洗いを丁寧に行うことで、十分にウイルスを除去できます。さらにアルコール消毒液を使用する必要はありません。」とのこと。

ウイルスは構造上、表面が油分で覆われているので、油汚れと同じように界面活性剤で洗い流せるわけです。合成界面活性剤といえば、洗剤などの主成分になっている科学物質ですが、石けんは天然の界面活性剤です。石けんでよく洗い、時間をかけて洗い流すことで残存ウイルスを0.0001%にすることが出来るそうなのでかなり有効と言えるでしょう。

ただ、石けんでの2度洗いが奨励されています。もともと乾燥肌、敏感肌の方が、洗浄力の強い石けんで一日に何度も二度洗いすれば、肌トラブルを招く恐れがありますので、洗浄力が比較的マイルドといわれる、植物性油脂を主成分にしてコールドプロセス製法で作られた石けんがおすすめです。外出の際も携帯してみては如何でしょうか?

製造方法の比較

石けんは成分と製造方法により、使用感や効能など、石けんとしての特徴が異なります。

製造方法 コールドプロセス製法  釜だき製法、中和法
主成分 ココナッツ油やオリーブ油など  牛脂や植物性油脂のブレンド
特長 マイルドな使用感で保湿に優れる  洗浄力に優れる
向いてる肌質 乾燥肌、敏感肌  脂性肌

 ※インティバリの石けんはコールドプロセス製法で練り上げています。

アルコール消毒は乾燥の原因に

尚、新型コロナウイルスの感染症予防としてアルコール消毒も奨励されていますが、乾燥肌、敏感肌の方は注意が必要です。

アルコール消毒は皮脂を除去し水分を奪い乾燥肌の原因になります。肌が乾燥するとバリア機能が低下し敏感肌を招きます。頻繁にアルコール消毒する医療従事者の皆さんに、肌トラブルで悩まれる方が多いのも分かります。

また、消毒するにはアルコール濃度60%以上が必要と言われ、手が濡れていたり汚れていると効力が落ちること、そして洗い流す工程がないことから十分な対策とは言えない部分もあります。 

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