代表ごあいさつ

娘の肌トラブルから始まった「インティバリ」の歩み

6年間のジャカルタ生活を経て、2000年にバリ島へ移住しました。

当時のバリ島はまだまだ発展途上で、医療面に多くの不安がありました。そんな中、5歳になった長女がひどい肌トラブルに悩まされるようになります。現地の皮膚科を受診し、処方された薬を試してみたものの、症状は一向に改善せず、むしろ悪化しているように感じられました。

そんなこともあり、医薬品に頼るケアをやめ、生活習慣そのものを見直すことにしました。アレルギー対策の一環として化学調味料や乳製品、小麦粉などはできるだけ避け、シャンプーや石けんといった日用品も肌に優しいものへとシフト。この選択が、バリ島コスメ・ブランド「インティバリ」を始めるきっかけになっています。

できることは自分たちでやる!

当時のバリ島には医療だけでなく教育の面でも不安がありました。娘の友達を自宅に集めお勉強を教えたり、娘が結成したダンスチームを10年間サポートしたり。

夫もボランティアでバリ日本語補習授業校の体育教師をしていました。また、バリ日本人会主催の運動会や盆踊り大会など役員としてお手伝いしたり。自らコーチとなり結成した子供サッカーチームは鹿島アントラーズから招待され日本遠征を果たしたこともありました。

 このように、私たちのバリ島生活は、娘の肌トラブル改善だけに留まらず、「できることは自分たちでやる」という想いが強かったです。

バリ島から群馬へ

そんなバリ島生活でしたが、長女が現地の高校を卒業し、日本の大学へ進学することになったタイミングで、2016年5月、母の故郷でもある群馬県みどり市にインティバリの輸入販売会社PRIORITAS(プリオリタス/インドネシア語で優先順位の意)を設立し現在に至ります。このPRIORITASという社名は、インティバリ社の正式名称「Inti Bali Prioritas」に由来しています。

娘の肌トラブル改善から始まった私たちの取り組みは、小さな選択の積み重ねによって今があります。インティバリは単なるスキンケア化粧品ですが、そこには家族を想う気持ちが詰まっています。私たちの経験や製品を通して、同じように肌の悩みを抱える方々のお手伝いができたら幸いです。

株)PRIORITAS代表 岡柳 慶

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