認知症予防にも

アロマセラピー(芳香治療)は古来より世界各国で行われており、医療や美容に優れた効果を発揮しています。その長い歴史がアロマセラピーの効力を証明しているとも言えます。

香りが持つ身体への作用で花粉症や月経痛を抑えたり、ホルモンバランスを整え自然治癒力を高めたり、香りは身体に大きな影響を及ぼすわけです。

たけしの家庭の医学という番組で取り上げられましたが、鳥取大学医学部の研究チームが高度アルツハイマー病の患者さん65人を含む、高齢者77人を対象に、アロマセラピー(芳香治療)による脳への作用を調査したそうです。

 番組では、昼は集中力を高めて記憶力を強化する「ローズマリー」と「レモン」などを配合した精油を利用し、夜は鎮静作用のある「ラベンダー」と「オレンジスイート」などを配合した精油をおススメしていましたが、実験の結果、85%の人の認知が向上したそうです。

人の記憶は香りと密接に関係しているとも言われます。何かの香りで懐かしい人や場所など、過去の思い出がよみがえったりすることもあるでしょう。この香りの記憶が脳の所々に格納されているらしく、香りの刺激によって記憶が引き出されるというのです。

 このように、アロマセラピーは医学界でも注目を集めるようになってきました。

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