一般的なベビーオイル
ベビーオイルの主成分から見る効能
ミネラルオイル(鉱物油)が主成分となる「一般的なベビーオイル」と植物性のオイルが主成分のインティバリ・ボディオイルの特徴を比較したいと思います。
「ベビーオイル」は赤ちゃんにも安心という意味が込められたネーミング。老若男女問わず、どなたでも安心して使えるオイルだとは思いますが、その主成分により効能が違ってきます。なので、目的に応じて用途や使用頻度を考えた方が良さそう。
一般的なベビーオイルの特徴
一般的なベビーオイルの主成分はミネラルオイル(鉱物油)で酸化安定剤が配合されているモノが多いです。
ミネラルオイル(鉱物油)とは、石油を精製する過程において不要となる油分から作られているので、有害と思われている方も多いかと思いますがそれは昔の話。ミネラルオイルに含まれる不純物に発がん性があったり、それが油焼けの原因になるとも言われていましたが、精製技術が進歩した今、不純物も取り除かれ、害のないオイルとして知られています。
そのミネラルオイルの特徴は、油脂(植物性オイル)とは違い、「酸化せず」「肌に浸透せずよく伸びる」、そして「吸着性が強く肌に塗ったら落ちにくい」ということ。ファンデーションや口紅、アイシャドウなどのメイクアップ化粧品や日焼け止め等の基材としても最適です。また、石油を精製する過程で不要となる油分ですので油脂と比べると安価です。
このような特性を持つミネラルオイルが主成分の「一般的なベビーオイル」の特徴は、油分で肌に膜を作り外部からの刺激を遮断する作用に優れていること。但し、肌に浸透しないので皮膚内部を保湿する作用はなく、保湿クリームには適していません。
逆に肌内部を乾燥させるリスク、そして、一度塗ると落ちにくいので毛穴を塞ぐリスクもあります。肌呼吸を妨げる原因にもなりますので、ニキビ肌、乾燥肌の方は注意する必要があります。ミネラルオイルのデメリットがそのまま一般的なベビーオイルのデメリットに成る得るということです。
インティバリ・ボディオイルの特徴
インティバリのボディオイル(ベビーオイル)は天然成分100%の素材だけを材料にしています。
その主成分は、スウィートアーモンドオイル、グレープシードオイル、ホホバオイルの3種油脂のブレンドで、それぞれ、肌に馴染みやすく浸透性があり、保湿効果にも優れており、ヨーロッパでは古くから美容のオイルとして利用されてきました。
乾燥肌、敏感肌対策、ニキビケア等のスキンケアとして、マッサージオイルやフェイシャル&オイルクレンジング、バスオイル、ヘアケアにも最適です。
但し、ミネラルオイルと比べるとその価格は高額です。また植物性の油脂には酸化するというデメリットがあります。
インティバリのボディオイル/ベビーオイルには、油脂の「酸化する」というデメリットを、天然の抗酸化物質として知られるホホバオイルで補っています。ホホバオイルには、ミネラルオイル(鉱物油)と同様に、肌に膜を作る作用もあります。
植物性オイルとミネラルオイルの比較表
それぞれの特徴を踏まえた上で、目的に応じた用途や頻度を考え使用されることをおススメします。
ミネラルオイル(鉱物油) |
植物性オイル(油脂)
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---|---|---|
価格 | 安価 | 高額 |
お肌への浸透性 | 浸透しない | 浸透性に優れる(べとつかない) |
保湿力 | オイル自体に保湿力はない | 保湿力に優れる |
素材としての安定性 | 酸化しづらく安定している | 酸化しやすく不安定 |
お肌との関連性 | お肌にはない成分 | お肌を構成する成分にある |
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